2017 年 12 月 7 日
300B 等のST管用ソケットは挿入方向に対する許容レベルが高く、誤った挿入方向でも強く押し込むと挿入される場合があり、これに気付かず通電いたしますとセットを傷めてしまいます。
一度でもこの誤挿入をおこないますと、真空管の太い足が細い足用のソケットに無理やり挿入された結果、このソケットが広がってしまい正規の細い足が挿入されたときに接触不良となることが多々あります。
この接触不良の状態ではプレート電流の最大値が流れACラインヒューズが溶断する事もあります。
従いましてST管の挿入に際してはくれぐれもご注意ください。